イライラして心がおさまらない時には掃除をしましょう

イライラする時には掃除を

 日々生活する中で、どうしてもイライラしてしまう時があります。非常に腹立たしいことがあったり、また先が見えず不安だったり、そんな時にイライラするのは仕方のないことかもしれません。ただ、だからといって他の人に当たったりするのは迷惑な話ですし、物に当たっても壊れるだけで、気持ちがおさまるわけでもなく、かえって自己嫌悪に陥ってしまいます。

 かといって、じっとしているのも耐えられませんので、どこかで発散しなくてはなりません。その一つとしてお薦めしたいのは「掃除をする」ことです。神道では清浄ということを大変尊びます。日本の神さまは清浄なことを喜ばれるのです。これは日本人の清潔好きにつながっているのだと思いますが、よく海外から日本に来た人が「道にゴミが落ちてない」ことに驚いた、という話を聞きます。

 もちろん神社においても掃除を熱心に行います。社殿を始め、社務所などの建物内を綺麗にするのはもちろんですが、境内も清浄さを保つために熱心に掃除をします。
 神社に参拝したときに、掃き清められた参道を歩き、たとえ古びていてもきちんと手入れされた簡潔な社殿でお参りすると、すがすがしい気持ちになると思います。反対に境内が荒れ気味だと、がっかりすることもあります。そこの神主の怠慢という場合もごくまれにありますが、大半は人とお金の余裕がなくて手が届かない、ということです。神主が常駐しない神社や、神職の人数に比して境内が広すぎる神社だとそういうことになりがちで、仕方のないところもあります。

 秋の落ち葉のシーズンは葉っぱがどんどん落ちてきますから、徒労に思えるかもしれませんが、それでもできる限り行います。お寺さんでも同じかもしれませんが、精神修養に通じるものがあります。そのことによって神社は清浄となり、参拝者としてもすがすがしい気持ちになるのですから。

 これは一般の人にも応用できる話だと思います。イライラしてどうにもならなくなった時には掃除をしてみて下さい。まずは自分の部屋から始めて、次は家の中。中の掃除が終わったら家の外、それも終わったら自分の家の前だけでなく、近所の道を掃除してみるのもよいかもしれません。掃除をすることは、気分転換になりますし、家を綺麗にするだけでなく、清浄な心も手に入れることができるのです。
 日本人ならではの話だと思いますが、掃除の効用というのは大変高いのではないでしょうか。

悩みに対してどうするか 


<このページの筆者>
 中島隆広 : 出雲大社紫野教会、教会長
昭和46年京都府生まれ。名古屋大学経済学部卒業、会社員の後、パソコン部品のインターネット通販の会社を起業して経営する。会社売却の後、國學院大學神道學専攻科に入学し、神主となる。

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 日本人が伝えてきた心、そして生き方を、神道、神さまの話を中心としつつ、語った本です。相当な時間を掛けて作り上げました。ぜひ一度お読みください。

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