京都で神道式の永代供養「永代祭祀」をお取り次ぎしています

神道式の永代供養「永代祭祀」

 京都市北区にある出雲大社紫野教会では神道式の永代供養、「永代祭祀」を行っております。
 供養という言葉は仏式になりますので、神道式の場合は「祭祀」という方がよいでしょう。先祖祭祀ということになります。しかし、言葉にかかわらず、また宗教の形はなんであれ、ご先祖さまのお祀りをしっかり行うのは、昔からの日本人の願いでした。
 出雲大社紫野教会では本殿の横に祖霊殿が設けられており、ここに死後の霊である「みたまさま」をお祀りしております。そして常にお祭りを行って「みたまさま」の冥福を祈ります。

出雲大社と神葬祭

 現在神道でお葬式、そして先祖祭祀(先祖供養)をする人は少ないのですが、これは江戸時代に徳川幕府がキリシタン対策として寺請制度(いわゆる檀家制度)を行い、すべての大衆は寺院の檀家とされ、葬儀も先祖の祭りも仏式で行うよう強制したためです。
 明治維新が起こり宗教は自由となりました。やっと神式の葬儀が自由にできるようになります。最も熱心に神葬祭を行ったのは出雲大社でした。というのも、御祭神である大国主大神が死後の世界である幽冥(かくりよ)を治める神さまでもあるからです。

 日本書紀には次のような記述があります。この日本の国を譲ることになった大国主大神は天つ神の高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)から、国譲りの代償として、次のように言われます。
「それ汝がしらす顕露の事は、これ吾孫しらすべし。汝はもって神事をしらすべし。」
 顕露の事(あらわのこと)とはこの世の政治のことを指します。吾孫(すめみま)とは天つ神の子孫、つまり天皇のことを指します。神事(かみのこと)とは目に見えない、不思議な、神の世界のことです。つまり、「大国主大神が今まで治めていたこの日本の国は天皇が治めますが、大国主大神は神の世界を治めてください」という意味なのです。なお、国譲りの代償はもう一つあり、大国主大神のお住まいになる立派な宮殿を建てます、ということでした。これが出雲大社の起源であると言われています。
 神事(かみのこと、かみごと)、またこの後には幽事(かくりごと)と記載されています。神道では死後の世界のことを幽世、または幽冥(かくりよ)と言います。目には見えない不思議な世界の中には当然死後の世界のことも含まれます。そこで、大国主大神は幽冥主宰大神(かくりよしろしめすおおかみ)としても信仰されているわけです。

 明治十五年、神社は国家管理(神社非宗教論による)となり、神社は国家の宗祠であり宗教ではないとされ、政府は神社と神職が葬儀に関わることを禁止しました。そのためますます神社と先祖祭祀の関係が薄まりました。この決定に納得がいかなかったのが、第八十代出雲国造、出雲大社宮司の千家尊福(せんげたかとみ)公でした。公は敢然と出雲大社宮司の職を辞して、出雲大社の信徒組織であった出雲大社教会を元にして「神道大社教」として一派独立します。これが現在は出雲大社教となって続いています。

 そこで、出雲大社及び全国の出雲大社教の分祠、分院、教会、講社では、神葬祭及び神式の先祖祭祀を熱心に執り行っており、京都市北区にある出雲大社紫野教会のその一つです。

お墓は持っていません

 紫野教会では現在の所、お墓は持っておりません。いわゆる永代供養墓はないため、「みたまさま」のお祀りだけとなります。島根県の出雲大社の近くに出雲大社教の合祀墓である「みかえしの奥都城」がございますので、そこを紹介しています。
 出雲大社教「みかえしの奥都城」の説明ページ
他のお墓に埋葬していただいてもかまいません。京都市なら深草に市営の集合墓地があります。
(京都市内に紫野教会の合祀墓を持つ事を検討しているのですが、石は高価なものですから、建てるとなると一柱50万円くらい頂かないと難しいようで、検討段階で終わっています。もし、何人か希望の方がおられれば建てる可能性もあります)

紫野教会の永代祭祀

 紫野教会にて永代祭祀をお願いすると、その「みたまさま」をお祀りする「合祀祭」が行われます(生前に依頼された方は没後に行います)。ご家族がおられる場合はぜひご参列ください。

 その後は故人の冥福を祈る以下のお祭りがお仕えされます。
・「日々のお祭り」 神殿では毎日朝拝が行われますが、祖霊殿でも行われ「みたまさま」の冥福をお祈りします。
・「月次祭でのお祭り」 毎月第四日曜日に月次祭(つきなみさい)がお仕えされますが、そこでも祖霊殿において「みたまさま」の冥福をお祈りします。
・「春秋祖霊大祭のお祭り」 年に二度の大きなお祭りが祖霊大祭です。春分の日、秋分の日に行われます。ぜひお越し頂き、大神さま、ご先祖さまに感謝と祈りを捧げてください。
・年祭 神道においての年祭は一年、三年、五年、十年、その後五年あるいは十年ごとです。春秋の祖霊大祭において、その時の年祭に当たる「みたまさま」は特に丁重なお祭りを行います。教会において特別に行うこともできますし、各ご家庭に赴いて行うことも可能です。
・「参拝」 紫野教会にいつでもお参りいただくことは可能です。お気軽に参拝下さい。ただ神職が不在の時もございますので、お手数ですが事前にご連絡ください。

 永代祭祀を依頼した「みたまさま」は没後五十年までお祭りを行います。五十年目には「まつりあげ」となります。神道では三十三年か五十年のところがありますが、個性が消えて祖先の霊にとけ込むと言われています。五十年もすると知っている人も老人になり、それ以降だとほぼ知っている人がいなくなりますので、自然なところだと思われます。

 この先祖祭祀で重要な事は、ご先祖さまのこと、そして自分の死後のこともすべて、出雲大社の大国主大神さまにお願いする、ということです。この気持ちがなければ意味がありません。あの世があり、死後はそこに赴き、そして神となり、大神さまの元で神業のお手伝いをするのです。死後の世界がどうなっているのかというのは、帰ってきた人がいないので正直なところわかりません。ただ、単に死後の世界があって欲しいという願望なのではなく、昔から何かあの世があってこの世とつながっているという感覚を日本人は持っていたと思われます。
 だからこそ、大神さまにすべてをお願いして、強い気持ちで生前も死後もお仕えしていただきたいと思います。

御霊屋(みたまや)について

 家庭でご先祖さまをお祀りするところ、仏教の仏壇に当たるものを神道では御霊屋(みたまや)、あるいは祖霊舎(それいしゃ)と言います。自宅にはぜひ御霊屋を設けてご先祖様、お祀りした「みたまさま」の冥福を祈ってください。
 すでに御霊屋をお持ちの方はよいですが、持っていない人も多いようです。ぜひ新たに作成してください。お宮、必要なの道具の購入、作成の際のお祀り、毎日の拝礼方法などすべてこちらからお教えいたしますので、ご安心下さい。

永代祭祀の費用など

 紫野教会の永代祭祀の祭祀料は一柱十万円となっています。
 ここには合祀料、五十年までの教会祖霊殿での祭祀料が含まれています。

 永代祭祀(永代供養)はどなたでも可能です。今まで神道や出雲に全く関係がなかった方でも大丈夫です。最近は元々家は仏式だったという人が増えています。また、亡くなられてから何年も経っているみたまさまをお祀りすることももちろん可能です。

 永代祭祀のお申し込み、質問、相談など

 永代祭祀(永代供養)のお申し込みを希望される方は、出雲大社紫野教会(075-491-2943)まで、まずお電話下さい。またはお問い合わせのページからご連絡下さい。
 ご質問、相談なども受けておりますので、お気軽にご連絡下さい。

 永代祭祀をどこに依頼するか、というのは簡単な話ではありません。そこが信頼できるところであるかというのは非常に重要なことです。また、依頼者のご年齢、お墓の有無、子孫の有無、子孫は継承してくれるのか、などなどその人によって状況が大きく違いますが、なかなか短時間の電話だけでは話が終わりません。
 ですから、ぜひ一度紫野教会にお越し頂き、説明を聞かれて頂きたいと思います。宗教家が信頼できるのかというのも大切な要素です。話を聞くだけでしたら費用はかかりませんので、お気軽にご連絡ください。 


<出雲大社紫野教会「神葬祭と先祖祭祀」>
 神道の葬儀「神葬祭」
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