天壌無窮とは

天壌無窮

 神勅(しんちょく)ということばがあります。
 ”勅”という字はみことのり、仰せになること、お言葉、が意味ですので、神勅は「神さまのお言葉」という意味になります。
 日本の神話において、神さまのお言葉はたくさんありますが、その中で最も重要な神勅が三つあります。
「天壌無窮の神勅」「宝鏡奉殿の神勅」「由庭稲穂の神勅」
 この三つの神勅を神道界では三大神勅と言っています。

 三大神勅の最初の一つが「天壌無窮(てんじょうむきゅう)の神勅」です。これは日本書紀の天孫降臨の章において、皇孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が地上に降りられる際に、天照大御神がおっしゃった言葉です。

「葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は、これ吾が子孫(うみのこ)の王たるべき地(くに)なり。宜しく爾(いまし)皇孫(すめみま)就(ゆ)いて治(しら)せ。さきくませ。宝祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと、まさに天壌(あめつち)と窮(きわま)り無けむ」

 この日本の国は、私の子孫が王となるべき地である。皇孫であるあなたが行って治めなさい。無事でいるように。皇室が栄えることは、天地がある限り永遠である。
 というお言葉です。

 このような神話、王権神授説のようなものはどこの民族の王家にも伝えられたのではないかと思います。しかし、日本の場合凄いのは現在もその言葉の通り、皇室が続いている、ということです。世界史上の奇跡といっても過言ではありませんので、外国人が驚くのも無理はありません。
 今後も日本国と皇室は天地と共に限りなく長く久しく続いていくことでしょう。

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