おみくじの本当の使い方

おみくじの本当の使い方

おみくじの本当の使い方

   いろんな神社に行きますとそれぞれ独自なおみくじが用意されていて、思わず引きたくなるものがあります。
 おみくじを引いて大吉や小吉、または凶など出た卦に一喜一憂する、それでもよいわけですが、そのおみくじに歌が書かれていたり、あるいはお諭しの言葉が書かれている場合はぜひ大切に読んでいただきたいと思います。それが神さまからのメッセージであるからです。
 なお、出雲大社のおみくじは大吉などの卦が書かれていません。ただ、私も全部見たわけではありませんが、よい内容が書かれているものもあれば、厳しい内容が書かれているものもあるようです。出雲大社の場合は「訓」とあるお言葉があって、次に「運勢」が書かれています。「訓」の方が大きな文字となっています。こちらをよく見て肝に銘じることが大切です。
 一般におみくじを神社の木などに結んで帰ることがなされているようです。特によくない卦が出た時にそうしなさいという話になっています。これは神社側から言い出したことではないそうで、参拝者の方から始めた民間習俗ということになります。それが絶対に間違いというわけではありませんが、もったいないことだと思います。よからぬ卦が出た時ほど、神さまの大切な教え、お諭しが大切になってくるからです。末吉だったから木に結んですぐに忘れてしまったとか、「どこどこの神社でおみくじ引いたら凶だったのよー」などと話のネタにするだけで終わるのはもったいないことです。
 さらにおみくじにはもう一つ違う使い方があります。それはある具体的な事について、神さまの判断を仰ぐ、ということです。待ち人、失し物、旅行とか書かれているのが判断です。現在あるような紙のおみくじは実はそんなに歴史は古くないのですが、この神意を伺う占いは昔から神社で行われてきました。
 ただ、この神意を伺う占いで重要なことは、出た神意には必ず従わなければならない、ということです。これは恐ろしいことです。なぜなら自分が思っているのと反対の結果が出てしまった場合ショックを受けてしまうからです。人間は迷っていてもだいたい八割方どちらか決まっているものです。例えばご縁ができてこの人と結婚しようかと思ったが、ちょっと不安があるという場合、おみくじを引いて「結婚 よからず」と出ると混乱してしまいます。後押しして欲しいからという理由でおみくじを引いてはいけません。
 いずれにせよ神さまのお言葉ですので、大切に頂いて日々の生活に生かしていきましょう。



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<このページの筆者>
 中島隆広 : 出雲大社紫野教会、教会長
昭和46年京都府生まれ。名古屋大学経済学部卒業、会社員の後、パソコン部品のインターネット通販の会社を起業して経営する。会社売却の後、國學院大學神道學専攻科に入学し、神主となる。

★教会長中島の本が出ました!
 日本人が伝えてきた心、そして生き方を、神道、神さまの話を中心としつつ、語った本です。相当な時間を掛けて作り上げました。ぜひ一度お読みください。

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